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ロイヤリティフリーミュージックとは?

最近更新が多いこのサイトですが、読み返してみると「制作側」の事ばかり書いてますね。。汗
もしかしたら、最近の私の活動というのが一体何なのかイマイチ伝わってないかもしれないので、自分がどんな活動をしているのか、どんなシステムを利用しているのかを説明しようと思います。

一言でまとめると、素材として使えるロイヤリティフリーBGMの提供を始めました

続き↓でそのシステムと購入方法、そして販売に興味のある方にも参加方法を説明しておりますので、どうぞ。


ロイヤリティフリーミュージックって?
まずタイトルにあるこの言葉は「商用利用や、間接的な営利目的、二次利用に使用してもよい楽曲」という意味です。権利でいうと「使用権」のみを販売している楽曲です。

CMやプロモーション映像用(直接利益が発生しない物)に曲が欲しいけど、作曲家さんに頼むとお金がかかる、そんな時にこのロイヤリティフリーミュージック(以下RFミュージック)だと比較的安く済ませられます。細かい契約はほとんどなく(使用許諾範囲だけはご確認下さい)、サイトに行って気に入った曲を買うだけです。

購入費用は最初の一回限りで、何度でも使用できます。

またゲームや映画など、そのものが利益を発生する作品で使用する場合は特別料金がかかりますが、これも同じ様に何度でも使用出来ます。

ここで注意してほしいのは、「著作権フリーではない」事。
著作権フリーは「パブリックドメイン」(Public Dmain)といい、ロイヤリティフリーミュージック(Royalty Free Music)とは全く別モノです。
RFミュージックの著作権は作曲者にあり、消滅していません。
ですので、上記利用以外での使用(RFミュージックを集めてCD制作など)は出来ません。
上記の許諾内であれば自由にお使いいただけるので、そのボーダーだけ意識していれば大丈夫だと思います。
ーーー
ストックオーディオサイトって?
ストックオーディオサイトとはRFミュージックをストックしているサイト=RFミュージック販売サイトのことです。
テレビで「ストックフォトで小遣い稼ぎ!」という特集を見た方もいると思います。
カメラが趣味の方や主婦の方が撮った写真をストックフォトサイトに登録して販売できるという内容です。
これと全く同じで、ストックオーディオサイトは楽曲(正確には効果音も含む音データ)を販売しているサイトです。
また、ただ単にRFミュージックをストックオーディオと呼んでいる場合もあります。

※以下の説明では私が楽曲提供しているAudiojungleというストックオーディオサイトを例にしています。
ーーー
どんな曲があるの?
Audiojungleでは、世界中の作曲家が登録した、あらゆるジャンルの楽曲がストックされています。
ジャンルはポップからロック、R&B、ハウス、テクノ、ジャズ、クラシック等ほとんど全て揃っています。
ーーー
企業や製品プロモーションのBGMが欲しいんだけど?
展示会などで流すプロモーション用のBGM、CMのジングル、アイキャッチ(Ident)もあります。
(ちなみにアイキャッチ(eyecatches)は和製英語です。Sound logo、Identification(省略形はIdent)、またはBumperと呼ばれている様です)。

・プロモーション用BGMはMotivationalカテゴリ
・ニュース用BGMはNewsカテゴリ
・キャッチフレーズやジングルはlogos-idents/individualカテゴリ

に纏まっています。
ーーー
効果音だけ欲しいんだけど?
効果音も1音からあります。色々な音が揃っています。
Sound Effectカテゴリからどうぞ。
ーーー
どの曲にも変な声が入ってるんだけど?
全てのサンプルにはコピーガード用音声が入っています。これは購入後ダウンロードされた楽曲には勿論入っていないので安心して下さい。
ーーー
どうやって買うの?
流れとしては、アカウント登録(初回のみ)>楽曲を探す>購入する>ダウンロード開始 となります。
詳しくはこちらをご覧下さい。
曲を買う場合は、曲のページの右上にある"Purchase"から購入できます。
AJ_par.png
※利益が発生する場合での使用は "Extend License" を選択してください。
ライセンスについてはこちら
ーーー
料金はどのくらい?
普通の1分以上の曲は$10〜$17、ジングル等短いのは$4〜$7、効果音は$1〜から販売されています。
またAudiojungleではパック販売に対応しており、数曲の楽曲が纏めて販売されています($20〜$40)。
ーーー
支払方法は?
クレジット/デビットカード、PayPal、Moneybookersから選べます。
ーーー
画像や映像は扱ってないの?
Audiojungleは実は"Envato Marketplace"という大きなデジタル販売サービスの中の一つです。
左上のAudiojungleロゴの右にある逆三角をクリックすると下の画像が表れます。
envato.png
説明にある通りイラストや写真、動画だけでなく、Flashやウェブサイトテンプレート、3Dモデルデータ、プログラムまで販売しています。目的のサイトへ移動して頂ければ検索、購入できます。
アカウントは共通しているので、一つのアカウントで全ての作品を購入できます。
ーーー
自分も楽曲(またはその他のデータ)を販売したい!
ここだけ販売側の説明です。
「何となくストックオーディオサイトまとめ。」で説明しておりますのでご覧下さい。
AudiojungleではBecome an Author(英語)を読んでいただき、クイズに全問正解することで販売開始できます。
上記のマーケットプレイス毎にテストがあるので、例えば写真を売りたい場合はPhotoduneで別のテストを受けて下さい。

細かい注意はいくつかあるんですが、どのストックオーディオサイトにも共通して言える事は
芸術作品を売る場ではない
という事。素材として使いやすい音楽が好まれます。
ですので、アーティストとして音楽を売るならストックオーディオサイトでは無く、一般ユーザー向けの音楽販売サイト(Tunecoreやcdbabyなど)の方が向いています。
あとAudiojungleではボーカル曲は英語歌詞のみ受け付けているので、日本語の歌は多分取り扱ってくれません。

売り上げがあるとロイヤリティ支払用の口座がいずれ必要になるので、Paypalビジネスアカウントを取得して入金できる様に準備しておきましょう。


写真とイラストについてはかなりメジャーになってきましたが、その他のストックデータ販売は日本ではあまり展開していない様なイメージを受けてます。
今後こういったサービスが伸びていくんじゃないかなぁと思っています。というかそうなって欲しいなぁ。
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